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熱処理されたフレーム
Heat Treated Frames

良い溶接が良いバイクを作る。ゲーリークラインは、この事をマサチューセッツ工科大学工学部の学生時代に学んだ。彼はこの時に、「溶接されたアルミニウムフレームを熱処理する事で、そのアルミフレームは最大強度を持つ」という事も学んだ。1970年代のゲーリーの研究は、今日でも行われている。そしてそれは、厳格な独自製法によるアルミ素材と耐久性のある完璧な溶接をしたクラインのフレーム作りに生かされている。

アルミニウムは溶接されると、合金の品質や溶接工程に関係なく、溶接された部分の組成が変化し大変もろくなる。その溶接部を強くするには、熱処理を施すことが望ましい。その方法は大変難しく精密な工程だ。しかしこの処理を行うことで、溶接熱の影響を受けたアルミニウム合金の組成を整え、溶接前の強度同等の強さに揃えることができるのである。

T6と呼ばれる熱処理は、ほとんど溶ける直前にまで温度を上げてから急冷し、再びある特定の時間、温度をかけ続けゆっくりと冷ます事をいう。アルミニウム合金は、こうした熱処理を行うことで微細レベルの組成が変わり、合金中の成分が混ざりあい強靭な混合物として結晶化する。この熱処理工程がうまくいけば、素材はより一体化して硬くなり耐疲労性が高くなる。しかしながら、熱処理が適切でない場合かえって、曲がり、ねじれ、割れなどを生じさせる原因になってしまう。

このように、クライン独自の熱処理には様々な工程がある。航空宇宙産業用アルミニウム合金を溶接して成形したバイクフレームは、融点近くまで温度を上げた後、あらかじめ決められた時間をかけ注意深く温度を下げられる。

こうしたクラインの熱処理工程は、パイプの加工や溶接時に発生し、フレームの基本性能に悪影響を与える、曲がりやねじれを除去し、アルミ本来の性能を発揮させるために行っている。このゲーリー・クラインの飽くなき向上心が、業界内で最も厳しいといわれる品質基準を実現させたのだ。

クラインの品質管理テストに合格したバイクの溶接部の強度は、溶接前のGradient™アルミニウム チューブそのものと、同等の強度を持っている。クラインの熱処理に対する注意深いアプロ−チが、より強靭で耐久性のある、すばらしい性能を持ったバイクを生み出すのだ。

Void free welds reach their peak strength through Klein's proprietary heat treating process.
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